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2023年03月01日

給湯器の配管が劣化するとどうなる?交換すべきタイミングについて解説!

給湯器の設置や交換の際には、同時に劣化した配管工事を行うことがほとんどです。給湯器の配管が劣化していると、どんなことに影響があるのでしょうか。今回は、給湯器の設置に必要な配管の種類や、交換を検討するべきタイミングについて詳しくご紹介します。また給水・給湯用の配管が劣化した際に、自分で交換できるのかといった疑問も解消します。

給湯器に接続する配管の種類

給湯器を正しく機能させるためには、目的に応じた配管をつなげる必要があります。

ガス用の配管

給湯器にガスを送り込むための配管です。ガス用の配管を交換する際には、ガス漏れなどの事故の危険性があり、専門知識が必要です。ガス用配管が正しく接続されていないと、ガス漏れによる大事故につながる恐れがあるため、取り付け・交換工事は専門業者に依頼するようにしましょう。また、ガス用配管の耐用年数は、約10年とされています。劣化による問題がなかったとしても、経過年数を計算して交換時期の目安にしてください。

給水・給湯配管

給湯器は、ガスで水を温めて、お湯にして供給する仕組みになっています。そのため、水を給湯器内に取り込む給水用の配管と、室内にお湯を共有する給湯用の配管の2つが必要です。給水・給湯用の配管が正しく接続されていないと、水漏れを引き起こす原因になります。

給湯器の配管を交換するタイミングはいつ?

耐用年数以外に、給湯器の配管を交換するタイミングがあります。配管の劣化や故障によって、以下のような症状が出たら交換を検討しましょう。

蛇口からサビが出る

給湯管内は湿度が高いため、配管内にサビの塊が発生しやすい環境です。とくに、金属製の配管の場合は、湿度による劣化が進みやすく、サビが発生するリスクの高い傾向にあります。給湯器の配管内にサビが発生すると、蛇口から出る水の色が、赤や茶色っぽく変色します。水を流した状態だと色の変化が分かりにくいため、定期的に水を溜めてチェックしてみるといいでしょう。

水の中に黒い粒が浮いている

給湯器の配管内にサビがあると、水の中に黒い粒が浮いて見えることがあります。配管内のサビの有無は、変色だけでなく、水の中に黒い粒が浮いていることからも判断できます。

お湯の出が悪くなった

給湯器の配管の中にサビが堆積すると、お湯の出が悪くなることがあります。以前よりお湯の出が悪くなったと感じたときには、サビなどの堆積物による配管の詰まりを疑いましょう。また、水漏れにより湯量が低下している可能性もあります。配管の耐用年数がまだ先で、劣化が考えにくい場合には、給湯器と配管のつなぎ目部分などから水が漏れていないか可能な範囲でチェックしてください。

給湯器の配管を交換しないとどのような影響がある?

給湯器の配管の劣化が初期段階であれば、多少お湯の出が悪くなるだけで、日常的な使用に問題がないこともあります。ただし、「少し詰まるけれど、まだ大丈夫そう」と判断して放置してしまうと、深刻なトラブルに発展することがあるので注意しましょう。

お湯の出が止まる

給湯用配管からのお湯の出が悪いまま放置すると、ある日突然、完全にお湯が出なくなる可能性も考えられます。冬場にお湯が止まると、生活に支障をきたす恐れもあるので早めの対処が必要です。また、お湯の出が悪くなる原因として、漏水があげられます。漏水していたとしても、その分の水道代は請求されるため、放置しておくことはコスト面からもおすすめできません。

サビによる健康被害の可能性がある

サビに含まれる「鉄分」は、多少摂取しても健康に大きな問題が起こるわけではありませんが、長期間放置するとリスクが高まる恐れもあります。給湯器の配管の中で発生しやすい「赤サビ」は、水に溶けやすい成分です。赤サビの溶け出した水を長期的に摂り込むと、鉄分の過剰摂取による健康被害が発生する可能性もあります。鉄分の過剰摂取で引き起こされる健康上のリスクとしては、肝硬変や糖尿病が挙げられます。水の変色やサビの粒に気が付いたら、直ちに配管の交換を検討しましょう。

電気系統のトラブルによる事故

電気で動かす給湯器には、水気は大敵です。たとえば、給湯器周りの漏電箇所に配管からの水漏れがあると、感電など、電気系統の事故のリスクが上がります。電気機器の周りの水漏れには細心の注意を払いましょう。

配管の交換は自分でもできるの?

結論からお伝えすると、自分で給湯器周りの配管を交換することはできません。配管を交換する工事には、国が定めた免許が必要になります。たとえば、以下のような資格です。

・水装置工事主任技術者
・ガス可とう管接続工事監督者
・ガス機器設置スペシャリスト
・液化石油ガス設備士
・特定ガス消費機器設置工事監督者

まとめ

給湯器の配管が正しく接続されていないと、ガス漏れや水漏れなどの重大なトラブルにつながる可能性があります。配管の劣化以外によるトラブルの原因は、取り付け工事の不備にあるといわれています。そのため、給湯器の配管の詰まりや劣化が気になったら、専門業者に修理を依頼するようにしてください。

神奈川県川崎市にあります「ENIMOQ株式会社」では、給湯器交換や風呂釜洗浄などの各種リフォームを手掛けております。当社代表は、長年技術者として腕を磨き、現場での施工経験も豊富です。ご自分で対処するのが難しい給湯器などのガス関係の交換工事をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。